祈り


『たとえ善行をしたとしても、功徳ほしさにした善行に功徳なし!』


『善行を積んでも、した事がばれてしまったら、それはもう善行とはいえない!』と言います。


やはり善行は人知れずやる事が徳を積む事になるのでしょう。


もう亡くなられてしまいましたが、少林寺の前住職様は、
私の幸せをずっと願って祈っていてくださっていたという事を、私はその奥様からそっと聞かされた事がありました。


その時の有り難さと喜び、それと安堵感と言うものは、言葉に言い表せない程のものがありました。


もし、どなたかがあなたの前途の幸せを祈ってくれていたとしたら、どう思いますか?


愛情の押し売りは決していい事とはいえませんが、人の幸せを祈るという事は、とても尊い事だと思います。


皆さんも自分のためだけに祈るのではなく、他人のために祈る心の豊かさを育てていってもらいたいものです。


【良い事は、真似るべき!】です。


真似る事は、学ぶ事に繋がるからです。


私も少林寺の前住職様を見習って、誰のために行っているのかは言えませんが、
皆さんが安心して心穏やかに生活が出来るように『いつもの勝手な≪祈祷&回向≫』を行っています。



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