友には【三つの友】がおります。
一つは、遊びの友。
二つ目は、損得の友。
三つ目は、お互いに自分を高めあう友です。
この三つ目の友こそが【徳の友】と言われるものです。
皆さんには【徳の友】がおりますか?
この【徳の友】というのは苦言を言ってくれる友の事を言います。
単なる『遊び友だち』なら誰にでもいる事でしょう。
しかし、相手の事を想い、時には苦言を呈してくれるような友だちは、なかなか巡りあえるものではありません。
だからこそ大切な存在なのです。
私は霊能者として【徳の友】になりたいと思っています。
霊能者といっても別に『神の子』というわけではありません。
霊能者は人一倍失敗を繰り返しながら、少しずつ学んで生きている者と言ってもいいでしょう。
私はそう思います。
『霊能力』というのは、ひとつの才能であり、野球が上手であるのと何ら変わりません。
たとえば、インフルエンザに罹ったら『内科』を受診すべきですし、
精神的に鬱(うつ)になってしまったら『精神科』あるいは『神経科』を受診すべきです。
もし我々のような『霊能者』の所へ来るのなら、色々な所を当たってみたけれど「原因不明!」
残す所は神頼み・・・と言う事になってからでも遅くないと思います。
むしろその方が「これにすがるしか生きる道はない!」と思うので、真剣みが増して良いのではないでしょうか。
結局は【信ずる者は救われる】のです。
何事も疑いながらやっても、良い結果が出るわけがありません。
とにかく、まずは『専門医』を訪ねるべきです。
『専門医』というのは、その道のプロなのですから、そのプロを信じる事です!
私たち霊能者がすべき仕事とは、霊視を通して皆さんに【今すべき事】を伝える事です。
良い友を持つというのは、その人の【財産】です。
その良い友だちを持たせるように働きかける事も、我々の大事な仕事だと思っています。